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【テレビ業界に就職】満足度の高い会社は?一番給料・年収に満足できるところは?

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テレビは低迷したと囁く声の一方では、テレビ業界に就職したいという人たちも俄然多くいます。
そのような人たちを見れば、まだまだテレビは安泰にも見えます。
ただし、テレビ業界に就職したいと思っても、多くの方々はなかなか入ることができない狭き門です。

正社員募集の試験は、毎年行われているものの、その採用人数は決して多いということではありません。
近年、インターネットの普及もあり、娯楽は間違いなく多様化し、テレビ局が苦戦しているという事実もあります。

テレビ局にとって大事なのは、スポンサーの企業です。スポンサーの企業が、インターネットに広告を流そうという
モチベーションが高まってしまえば、今後、テレビはもっと低迷する危機を迎えてしまうかもしれません。

テレビ業界に就職したいという人たちも、いま置かれているテレビの立場をしっかり把握して考えるといいでしょう。

予算削減のため外部プロダクションへ

テレビ局にお金が一杯あれば、全部、お手製で番組制作をすればいいです。
そのために、テレビ局では大々的に多くの人材を募集することになりますが、テレビ業界の求人状況はかなりシビアです。

現状、厳しい試練が突きつけられて、狭き門となっていますが、それでもやっぱりテレビ業界に
就職したいという人たちが多いのです。
裏舞台ではデメリットな問題を抱えていても、他の企業と比較して、いつも華々しくて、お茶の間で見ていた人たちが、
「こんな夢の世界の中でお仕事することができれば」と思っていることでしょう。

テレビ業界に就職 どの程度の狭き門か

テレビ局は実際にどの程度の人たちを採用しているか具体的にお話ししましょう。
キー局の新卒採用人数の場合ですが、全職種あわせ30人程度ということが多く、ローカル局にいたっては、
数名程度ということがよくあります。

ただし、NHKの場合は300人ほどの新卒採用を行っているということです。
実際には、全都道府県にある地方局に赴任される人たちの数も含まれているので、それほど多い数とも言えないでしょう。
これだけの募集枠に対して、相当な数のテレビ業界に就職したい人たちがいるから、必然的に狭き門となります。
倍率で言えば、数百倍から数千倍というのは、当たり前の数字です。

中途採用でテレビ業界に就職したいという人たちもおり、こちらも採用されるものの数名程度で、こちらも狭き門です。

それでもテレビ業界に就職したい

それでも、受かる人たちは間違いなくいます。キー局でなくても、いろいろなテレビの選択肢もありますし、
頑張れば可能性はゼロではありません。

なんとしても、内定をゲットするために、テレビ業界に就職したい人たちは、いま何をしなければならないのでしょうか。

実際にテレビ業界に就職した人たちの成功談を聞いてみましょう。

テレビ局にはオタクが多い?

一部には、最近、オタクが入社に有利という声も聞きますが本当なのでしょうか。

Aさんは、オタクはいないことはないけど、個性的に変人が多い感じだということです。
つまり、自分自身に自信を持っているから、そんな自己主張が出来るのではと分析をしています。

オタクという言い方は入社に支障をきたすものかもしれませんが、テレビ局で求められているのは、自信もって主張出来る個性のほうでしょう。

このあたりの問題を取り違えないようにしたほうがいいかもしれません。

Bさん曰わく、テレビ局には、よくしゃべる、元気でハキハキしている人たちが多いというので、やはりオタクとは違います。
プラスα、自己主張の強い頑固さを持っていると言います。
敢えて言えば、NHKは少し、暗くてオタクモードがあるかもしれないということです。
Cさんは、テレビ局ほど、いろいろな人材がいるところはなく、様々なタイプの宝庫だといいます。

あるタイプの人材が採用されれば、今度は、そのタイプは採用されないで、違うタイプの人が採用されるかもしれないということです。

努力している人がいる一方では、何も努力なしで、簡単に入ってきた人たちもいるということです。
ただし、共通して言えることは、みんな元気はあって、人前にたち、プレゼンテーションするのが上手いということです。
この意見においても、1人で淡々と生きるネガティブなオタクとは種類が違うと見ていいでしょう。

テレビ局は、あらゆるジャンルに精通している人が求められている?

出版などでは、ひとつのジャンルに詳しい人間が求められる傾向がありますが、テレビ局でもそのような人材が求められているのでしょうか。

Aさんは、その点では否定していますね。テレビ業界に就職したい人たちも、自分自身の得意ジャンルを主張出来るほど有利ということです。

テレビ局では、一次面接から、「自分はどんな仕事がしたいのか」ということを聞かれます。
まさに、そのとき、自分自身の得意分野をアピールすることができる機会です。
そのとき、いきいきとアピールすることができる人が、勝利するのではないかということです。
ここで、ぼんやりした回答をしてしまえば、かなりチャンスは遠のいてしまうでしょう。

ただし、 Bさんの場合、逆のことを言っています。テレビ業界に就職するには、オールマイティが強いと。

面接官は、「自分はどんな仕事がしたいのか」と言う質問に対して、得意分野の評価をしている訳ではなくて、
どのように「考察」「分析」する力を持っているか判断しているに過ぎないのです。

一つのジャンルに留まる人たちは、結構不器用で、テレビ局が求めているのは、器用な人間です。

テレビ業界に就職する人たちに求められている要素を総括すれば、両方が求められ、
それがテレビのプロフェッショナルになるための素質と言えそうです。
得意分野を作ることはいいことですが、深みにはまらず、次に移るフレキシブルな姿勢が大事ではないでしょうか。

体験者たちからのアドバイス

最後に、テレビ業界に就職した人たちから、いろいろアドバイスを聞いてみましょう。

Aさんは、テレビ業界に就職するために必要なのは、更にアドリブの力ではないかといいます。
最近のバラエティー番組にも言えることですが、芸人が漫才をして受けている時代ではなく、様々な芸人が同時に出てきて、
アドリブを競い合っている時代ともいうことができます。

あのような光景が、まさに、テレビ業界に就職して求められているシーンなのかもしれないですよね。

一般企業も面接を受けたことがありますが、面接の内容はあきらかに、一般のものとは違うということです。

「自分を動物に例えれば何?」「今日の服装に対して、個性を出すためにどのような努力をしましたか?」など、突飛な質問に対しては、
やはり、アドリブで対抗するしかなく、それを求めているんだという気持ちがあったということです。

自分の意見にも偏見があると思うので、テレビ業界に就職したいと思っている人たちは、いろいろな先輩から話しを聞いたほうがいいということでした。

Bさんの場合、とにかく、テレビ業界に就職しようとしているわけですから、テレビを見まくるのが、受かる秘訣ではないかと。
受けるテレビ局の番組だけでなく、他のテレビ局のものも見て、比較するような見方がいいということでした。

Cさんの場合、 面接の回答は長からず、短からずがいいということです。あまり長めに話しすぎるとボロが出てしまい、
すぐに気付かれてしまうので、注意をするようにということです。

「もしも、あなたがテレビ番組を作るとしたら、どういう番組を作りますか」という質問があったので、
本当に、テレビが好きで、テレビ業界に就職して何がしたいかということを明確にしていないとなかなか受からないかもということです。

競争率は、滅茶苦茶高いのかもしれませんが、適当なモチベーションを持っている人たちが多いので、
やる気があれば難易度はそれほど高くないと思うとのことです。

何社受けたのか

そのテレビ局を狙い、スムーズにそこへ入ることができればいいですが、実際にはそうではありません。
テレビ業界に就職したいという人たちも、マスコミやら、一般企業の面接も受けていたりします。

Aさんは、一般企業全部含めて15社受けたということです。Bさんの場合、一般・マスコミ含めて、27社ということです。

Cさんの場合、面接を受けたのは、テレビ局オンリーで、4社だったということです。
Cさんの場合、それでも、第一志望のテレビ局に入ることができました。

テレビ業界に就職して求められているコミュニケーション能力とは

どの企業に就職しても、現在問われているのはコミュニケーション能力と言っていいでしょう。
ただし、他の会社と比較しても、テレビ関連業務が問うコミュニケーション能力は特殊とも言われています。

普通の会社で要求されているコミュニケーション能力とは、おおむねリーダーシップを発揮してバリバリ部下を従わせるか、
チームでコミュニケーション能力を発揮して、チームが相乗的に成長して行くかの力のことでしょう。
もちろんそれぞれの会社において、コミュニケーション能力は、軸となるべき大事なものと言っていいでしょう。

挨拶

そのようなコミュニケーション能力の基礎として成り立つものは、単に挨拶だったりします。
挨拶が出来ない社員なんて、どうリーダーシップを発揮しようとたかが知れたものと判断されるほど、
挨拶はコミュニケーションで重視されるべきものです。

挨拶というコミュニケーションは、基礎の基礎となるものであり、さらりとかわされるべきものかもしれません。
しかし、そうはいうものの会社に入社して、挨拶を意識すればそのタイミングがなかなか難しくてわからないという人たちも大勢います。

挨拶ひとつに対しても、声の大きさ、相手にしっかり聞こえているかなど、押さえるポイントは一杯あります。

報告・連絡・相談(ホウレンソウ)

そして、どの会社でも、決して抜きにして語ることができないコミュニケーション能力が、報告・連絡・相談(ホウレンソウ)です。

報告・連絡・相談(ホウレンソウ)も、コミュニケーション能力の基礎の部分であり、あって当たり前と考える企業人も多いでしょう。

単に報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を意識すればいいということでなく、これも案外タイミングが難しいと考える人たちがいます。
報告・連絡・相談(ホウレンソウ)をしっかりしようと思うものの、伝えるべき先輩が忙しそうにしていると、
「どうしようかな」という気持ちってどうしても起きてしまうのではないでしょうか。

しかし、何か企業において、大きな失敗事が起きた時、原因が報告・連絡・相談(ホウレンソウ)不足だったということは非常に多くあり、
決していい加減に済ますことができないコミュニケーションです。

聞き役に徹する

相手のことをしっかりまず聞かないことには、次の質問もすることができません。
相手の話しを聞き、それに合わせてしっかり聞くという姿勢によって、いいコミュニケーションが作られることになります。

敢えてここでは会社に入社して大事なのは、しっかり人の話しを聞くことだと言いたいのです。
ただ、リーダーシップを発揮するため喋るということよりも、もっと、周囲の人たちの意見に耳を傾けるほうに意識を置いてみましょう。

人の話しを聞かないで自分だけの決断をしてしまうことで、いつの間にか「あいつは信用できない男だなあ」というレッテルを
貼り付けられてしまうことになります。

テレビ業界に就職して求められているコミュニケーション能力

いまお話ししたどこの企業でも必要とされているコミュニケーション能力は、当然、テレビ関連業務においても必要になって来ます。

ただし、それだけでテレビ関連業務のコミュニケーション能力がなりたつということではありません。
例えば、テレビは、番組制作アシスタント(AD)が存分に力を発揮して、面白い番組が作られて行きます。
番組制作アシスタント(AD)の仕込んだもの、リサーチしたことが、全部テレビ番組として反映することになります。

普通の会社に何年いてもなかなか培うことができない、調整力や交渉力、説得力と言ったコミュニケーション能力も、
大いに発揮しなければならないという意味では、普通の企業とは全然違う、特殊な業種として考えていいでしょう。

ナンパしたことはありますか?

普通の会社では、何年、在籍しても、多くの人たちが調整力や交渉力、説得力を養うことまで出来ないでしょう。

テレビ業界に就職したい人たちは、テレビ関連業務の面接を受けることになります。そのとき面接官は、
そのようなコミュニケーション能力のある人材かをどう見抜いているのでしょうか。

あるテレビ業界の就職面接では、「ナンパしたことはありますか?」などという質問がいきなり飛び込んで来たりします。

なんで、そんな突拍子もない質問が飛び込んで来るのかといえば、その質問によって、
知らない人に気軽に声をかけることが出来るのかということを見極めたりしているからです。

ナンパで自分を魅力的な人間に演出する

テレビ業界への就職活動において面接官は、ナンパに対してさらに深く追求してくるかもしれません。
ナンパが出来れば、ある程度コミュニケーション能力は持っているものと見込まれるかもしれません。
ただし、声をかけるだけではなく、ナンパの際には、自分を魅力的な人間に演出することも大事であり、
相手を口説くテクニックも持っていなければ成功出来ないでしょう。

テレビで仕事をする人たちに求められているのは、ナンパする能力、そしてプラスαの力なのです。
なぜなら、テレビ局で、仕事をすれば、調整力や交渉力、説得力が大いに求められ、その中には、街頭で道行く人にインタビューをしたり、
撮影許可を取ったりと、単純なコミュニケーションではなく、難易度のコミュニケーション能力が要求されるケースがとても多いからです。

わかりやすい正確な言語で、相手に伝わるよう適切に表現し、相手が渋い顔をしている時でも笑顔に変えさせるようなテクニックも必要になるのが、
例えば番組制作アシスタント(AD)なのです。

ナンパしない人間よりも、ナンパをどんどんする人材のほうを、テレビ関連業務は求めているでしょうし、
ナンパをして失敗を繰り返している人たちよりも、ナンパの成功率が高いテクニックを持っている人たちの方が、
コミュニケーション能力のある人間として求められていると言っていいでしょう。

時として甘えることもあり

時として、相手に対して、甘えたり、弱みを見せたりすることもテクニックとして利用出来るでしょう。
テレビ業界に就職して、ADが、見た感じ全然出来そうに見えないということもあります。

ADが、会議している最中に寝てしまうこともあるかもしれません。
しかしそれを見ていて、周囲の人たちは、「仕方ないな」と言い、ADのことを許してしまったりしています。
まさに、このような光景も、出来のいいコミュニケーション能力によって構築されていると言っていいでしょう。

もちろん、そのADが、ずっと寝たままであるはずはありません。キリッと引き締まる時があるからこそ、逆に、
こんなだらっとした甘えた光景も許してもいいという気持ちが起こるのではないでしょうか。

そして、いつもキリッとしてしまえば、周囲が緊張し続けてしまうことになります。
時に周囲を和ませるという意味でも、ADのこのような態度は正解と言えるでしょう。

テレビ業界に就職して求められているのは、周囲の人たちにより愛されるということです。
いつも、明るい性格なら、他の会社に勤務していい評価を得ることができるでしょう。
テレビ業界に就職すれば、結構笑顔でない先輩もおり、社交性に欠けているかなと思う人がいるかもしれません。
しかし出来る先輩は、「ケースバイケース・ Case by case」ということをしっかり考えています。

テレビ業界に就職した人たちは、特に、その時の状況に合わせた言動や行動をし、相手の人たちに対して「思いやり」を
持つことができるコミュニケーション能力を持つ必要があります。

テレビ業界に就職したら給料はいくらもらうことができる?

テレビ業界に就職したら、どの程度給料・年収をもらうことができるかもとても気になる問題です。

テレビ業界に就職する場合大きくテレビは、テレビ局と制作する会社に分けることができ、
どうしても制作する会社には下請けというイメージがありますが、給料・年収がテレビ局よりも超えているのなら、
制作する会社に入社するのも選択肢のひとつと考える人たちも多いでしょう。やはり、会社の良し悪しは、給料・年収で判断するべきでは。

平成27~28年での情報ですが、以下のようなデータがあります。
一番給料・年収が高いのは、その年代の時点では、朝日放送であり、1,498万円です。

二番目は、TBSHDで1,490万円、更に、フジ・メディア・HD:1,430万円。

日本テレビHD:1,427万円。テレビ朝日HD:1,334万円。

テレビ東京HD:1,323万円。毎日放送1,321万円。九州朝日放送:1,310万円。さらにスカパーJSATHD:1,246万円と続きます。

抜粋しますが、テレビ業界に就職し、山口放送・南海放送・新潟放送・信越放送・北日本放送・山陽放送
・長崎放送・青森放送・四国放送などは、1,000万万円以下で、800万万円あたりのこともあります。

さらに、テレビ業界に就職し、TOKAIホールディングスの場合、607万円、USENは、最下位で498万円という結果です。

テレビ業界に就職 日本テレビの場合

テレビ業界に就職の場合、日本テレビに入社したいという方々も多くいらっしゃることでしょう。
テレビ業界に就職し、先ほどのデータでは、日本テレビHD:1,427万円ということになっていますが、もう少し詳しく、
日本テレビを例にあげて掘り下げてみましょう。

日本テレビの給料・年収は、平成28年:1428万円平成27年:1427万円平成26年:1469万円平成25年:1454万円平成24年:
1491万円平成23年:1425万円というデータがあります。

年収が近年一番高いのは、平成24年:1491万円であり、低くても、平成23年:1425万円です。

おおむね、テレビ局では、プロデューサーあたりになり、いくつも担当番組を抱えることによって、年収を一気にアップすることができます。

担当番組の直属のチーフプロデューサーによって査定されるケースがほとんどであり、上司との関係が悪化してしまうことで、
年収が下がってしまうことも多くあります。

テレビ業界に就職 日本テレビとは

テレビ業界に就職。日本テレビとは、基幹放送事業や一般放送事業、さらに、メディア事業・放送番組・映像コンテンツの制作または
販売、動画配信事業・映画事業・新規メディア事業・イベント事業・ライツビジネスなど、様々な業務を行っている会社です。

2013年に開局60年を迎えて、さらに、テレビ局として油がのりきった時期と見ていいでしょう。 テレビ業界に就職し、
テレビ局それぞれにオリジナリティーがあります。

日本テレビの場合、いままで、24時間テレビの放送や箱根駅伝の完全生中継の実現、世界初のチョモランマ山頂からの中継などを行い、
常に、テレビをリードして来たと言っていいでしょう。

日本テレビは、開局60年の節目掲げたメッセージである「見たい、が世界を変えていく。」のもと、現在でも、走り続けています。
こんなテレビ業界に就職したいという人たちの気持ちも大変理解できます。

テレビ業界に就職 業種の年収

さらに、テレビ業界に就職(日本テレビ)し、業種の年収を比較してみれば、事務の方々は、年収が480万円~720万円程度であり、
営業:650万円~1270万円、アナウンサーで入社した場合、800~1100万円あたり、ディレクターは、740万円~1460万円です。
テレビ業界に就職し、プロデューサーとなればそれ以上となり、まさにサラリーマンとして給料・年収トップの業界と言っていいでしょう。

一度、日本テレビに入社して、退社しない限りは、年収1,000万プレーヤーに限りなく近くにいます。

テレビ業界に就職 下請け会社に入社する

一方では、テレビ業界に就職し、テレビ局に入社ということではなく制作する会社に入社というケースもあるでしょう。

そのようなテレビ業界に就職した場合、どの程度の給料・年収を期待出来るのでしょうか。そのような場所は、
おおむねテレビ局の下請けと考えていいでしょう。そのような勤務先でも、テレビ業界に就職し、みなさんがいきいきとお仕事をしています。

テレビ局よりも、制作する会社のほうが数が多いため、そちらも視野に入れることで、テレビ業界の就職活動も圧倒的有利にすすめることができます。

でも、気になるのはやはり、給料・年収です。
残念ながら、テレビ業界に就職・制作する会社の場合、テレビ局程度に高い給料・年収を期待することができません。

テレビ局と比較して、給料・年収が半分程度という場合も、それほど珍しくありません。おおむね平均年収は、400万円から500万円あたりでしょう。
これでは、テレビ業界に就職して、なかなか年収1,000万プレーヤーというのは厳しい数字です。

ただし、このような環境からも、売れっ子ディレクターやプロデューサーという人たちが誕生する可能性は充分にあり、
そのような人たちの場合は、年収1,000万越えも充分あります。自分の可能性を信じ、制作する会社に入社するというのも方法としてありではないでしょうか。

ただし、テレビ業界に就職して多くの社員の場合は、待遇に満たされた環境でお仕事をしているとはなかなか言い難い問題を抱えています。

テレビ業界に就職 下っ端のアシスタントディレクターの場合

テレビ業界に就職して、制作する会社の下っ端のアシスタントディレクターの場合は、だいたい1年目で月収20万円あたりです。

2年目で22万前後になり、3年目で24万あたりというのが、だいたいの相場のようです。

制作する会社に入社して、いきなりディレクターやプロデューサーというのも難しいので、テレビ業界に就職してしばらくはどんな有能な人材でも、
この程度の給料・年収でしのぐことになります。

自分の可能性を信じるというものの、なかなか楽な職業ではないのかもしれないですよね。
ボーナスを期待するという人たちもいるかもしれませんが、テレビ業界に就職して、制作する会社の場合、ボーナスが出ないことも結構あります。

残業代が出来ないということもあり、テレビ業界に就職してブラックと言われても仕方ない現状を抱えていたりします。

しかし、それでも、やりたい仕事をしているから、楽しみながら、未来に夢を抱きながら、みなさんがお仕事をしているのではないでしょうか。

一方では、制作する会社に入社して生活をすることができないから、すぐに転職を考える人たちもいるようですね。

テレビ業界に就職 成果主義

テレビ業界に就職・制作する会社では、ボーナスをもらうことができない場合がありますが、
時として、番組の企画を社内で公募したりすることがあります。企画が採用されることで、臨時報酬を得ることができたりする場合もあります。

もしも、テレビ業界に就職してテレビ局のようにお金に満たされていたら、いちいち新しいアイデアを生みだそうというモチベーションも
トーンダウンしてしまうでしょう。制作する会社のような満たされない環境だからこそ、なんとしてもいいアイデアを抽出しようという気持ちも
高まって、自分をステップアップさせてくれるのかもしれません。

ただし、もちろん生半可のアイデアでは、決して通ることはありません。 テレビ業界に就職して、この局のどの時間帯に、どんなキャストで
番組制作を行うかと言ったことまでが、綿密に計画されたものである必要があります。
さらに、テレビ業界に就職して他には存在しない独創性が要求されるでしょう。

制作する会社に入社した人たちは、キラリと輝くアイデアを提供したときに、ボーナスが提供されると言ってもいいでしょう。
そのような意味でも、制作する会社は、テレビ局以上、能力主義です。

テレビ業界に就職 多く給料・年収を期待できる会社とは

テレビ業界に就職し、制作する会社でも、比較して給料・年収を多く期待出来るところはどこなのでしょうか。

まずは、テレビ局の100%子会社である会社を意識してみてはいかがでしょうか。子会社だからこそ、いつも安定した仕事の量があり、
親会社のテレビ局には到底及ばないものの、そこそこの給料・年収はもらうことができます。

ブラックということはあり得ず、勤務時間にも安定感があります。例えば、「NHKエデュケーショナル」や「NHKエンタープライズ」、
「日テレアックスオン」、「共同テレビジョン」、「読売映像」、「テレビ東京制作」と言ったところです。
テレビ業界に就職したいという人たちは、ここあたりも視野に入れて考えてみてはどうでしょうか。

そして、次には、大手の制作する会社もテレビ業界に就職する人たちの選択肢です。そこはテレビ局の子会社ということではなく、
独立し、様々なテレビ局のテレビ番組を専門業務としています。

「テレビマンユニオン」や、「ハウフルス」などがそのような会社に該当します。
そのような制作する会社が、最近では、映画などの制作を手がけることもあります。
今後の展開によって、テレビ業界に就職して、待遇が大きく変化していく可能性を見込むことができるのも、このような制作する会社のほうです。
さらに、制作する会社には、テレビ制作部門を持つ大手企業である、「東北新社」や「AOI Pro.」、
「ティー・ワイ・オー博宣インターナショナル」と言った会社や、芸能事務所が直制作部門を持ち、番組作りに乗り出すケースも出てきています。

「ホリプロ」や「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」というのもテレビ業界に就職したいという人たちにとって選択肢のひとつでしょう。

テレビ業界に就職したいという人たちは、むかし以上にもっと多面的視野をもって向きあうことができるので、
幸せな環境にいると言っていいのではないでしょうか。

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